#author("2018-11-20T09:38:28+09:00","default:nari","nari")
[[HSRP-FANB使用説明書]]

* ファンをOn-Offする [#a4c1b2ba]

** 接続 [#j3e447c4]

#ref(./181113b4m.jpg,around,right,25%)
- FET1 (2N7000) と D1( 1S4)を実装します。 
-- 参考:[[HSRP-FANB部品表:https://docs.google.com/spreadsheets/d/1rP1HpNcaHajRo8JHyOg7Ui0M3pvx9I4TbbDmucJbQJQ/edit?usp=sharing]]
-- 参考:[[回路図:http://www.humblesoft.com/wiki/?HSRP-FANB%E6%8A%80%E8%A1%93%E6%83%85%E5%A0%B1]]


- ファンの黒リードはGNDからSGに繋ぎ変えます。
#clear

** ファンの操作 [#je7eb7b2]

- GPIO12の値でファンを動かしたり止めたりすることができます。
- gpioコマンドでGPIOの操作が可能です。
-- 参考:[[The GPIO utility | Wiring Pi:http://wiringpi.com/the-gpio-utility/]](英文)

- GPIO12を出力モードにする

 $ gpio -g mode 12 out

- GPIO12に1を出力するとファンが回ります

 $ gpio -g write 12 1

- GPIO17に0を出力するとファンが止まります

** 起動時にファンを回す [#ibb03375]

- /etc/rc.localに以下の行を追加します
-- "exit 0"の行の前に入れてください。

 /usr/bin/gpio -g mode 12 out
 /usr/bin/gpio -g write 12 1

- これで起動時に自動的にファンが回るようになります
- shutdown時には、自動的にファンが止まります。

** CPUの温度でファンを動かす [#o8db29b5]

- CPUの温度は以下のコマンドで取得できます。

 $ vcgencmd measure_temp 
 $ cat /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp

- これを使って、CPUの温度が高いときだけファンを動かすなどすると面白いでしょう。

** PWMでファンを動かす [#u605c631]

- PWM(Pulse Width Modulation)を使ってファンの強弱を調整することもできます。
-- メーカーが保証する動作ではありませんので、実験したら動いた程度に考えてください。

- GPIO12をPWMモードにする

 $ gpio -g mode 12 pwm

- PWMでファンを動かす

 $ gpio -g pwm 12 1023    # 最大出力
 $ gpio -g pwm 12  400    # 安定して回り始める最小値?
 $ gpio -g pwm 12  200    # 一度回り始めれば、これくらいでも回り続ける
 $ gpio -g pwm 12    0    # 回転停止

- 出力(PWM)の値は、 0-1023の範囲で指定可能です。
- 1023の時と500の時では明らかに音の大きさが違うので、CPUの温度を見て出力の値を調整するというのは、面白いかもしれません。

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